
動物行動学・科学的根拠に基づく
ドッグトレーニング
RPTM japan 認定トレーナー 取得
-history-
子どもが授乳を離れ、犬を飼いたいと思った時、大型犬の成犬の保護犬の里親になりたいと思いました。
しかし、幼児と赤ちゃんのいる環境のなかで犬を飼うことを甘く見ていたのです。
保護犬を飼ってあげたい!
情熱と愛があれば飼える!
毎日の散歩と良い食事と庭があれば幸せを与えられる!
やってきた超大型犬の保護犬は、とても可愛く、はりきって精一杯の愛情で接しましたが、人から見ての問題行動が多く、共存がとても難しかったです。その問題行動を防ぐため、夫が帰ってくるまで、わたしはトイレもいけないほどでした。なので日中は食事や飲み物も取らない日々が続きました。その時の睡眠時間は寝落ちする2時間ぐらいでした。
散歩は90分/2回を毎日欠かさずにしていました。
近所に住む大型犬をずっと飼ってきた飼い主さんが心配して駆けつけてくれました。
でも、彼の指導を続けると、わたしと犬の関係はより悪化してしまいました。わたしたちは悩みました。
「ハーネスやトリーツは犬を甘やかしてダメにしてしまうもの」
「少しの体罰は必要だ」
「犬に厳しく叱らないといけない」
「犬に甘く見られてはいけない」
これらの根拠がない、言い伝えと様々な情報が飛び交う「ドッグトレーニング」、ネットで調べ続けても、わたしたちは、何が正解かわかりませんでした。
家では犬が来る前の「いつもの生活」の最低限がまわらなくなり、家族全員と犬がそれぞれみなストレスを抱え続け、わたしは大泣きしながら、電話を手に取りました。犬は愛護団体さんのもとに帰っていきました。
わたしは、自分の無知を責めました。愛とは何か?
「犬」を知らなければ、学ばなければと奮い立ち、今、日本で習える、立派な方はいないかと。。。
その後すぐに出会ったのが、動物福祉先進国デンマークのトップトレーナーであり、動物行動学の世界的なスペシャリストであり、狼の研究をされていた、ヴィヴェケ・リーセ先生でした。
彼女のRPTMメソッドはとても魅力的で学びを止めることはできませんでした。
そして、クラスメイトである多くのベテランたちに支えられながら、194時間の座学を受講し、各レベルの実技テストに合格することができ、RPTM認定をいただきました。
わたしは、常に学び続けるドッグトレーナーであり続けながら、皆様に、
「犬」という種を理解すること
「犬」を読むこと
飼い主さんと犬の両方がHappyでなければいけないこと
「飼う」ではなく「訓練」ではなく「共生」への道があること
これらの方法をシェアさせていただければ幸いです。
"If we want respect, we must show respect" Vibeke Reese
"もし、尊敬を得たいのなら、まず、あなたが尊敬を示しなさい" ヴィベケ リーセ